主な発達障がいについて、
文科省のサイトで、
定義が公開されています。
LD(学習障害)は、
以下のように定義されています。
学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。
学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。
おお、よくわかります。
詳しくは、
学習障害児に対する指導について(報告)
を参照されるのがよいと思います。
整理すると、
LD(学習障害)の障がいの状態は、
1.基本的に全般的な知的発達に遅れはない。
2.聞く、話す、読む、書く、計算する、推論するという能力(のうちの特定のもの)の習得と使用に困難を示す。
そして、
原因は、
1.中枢神経系に何らかの機能障害が推定されている
ということで、
環境的な要因や他の障害が直接の原因になることはないとしています。
学習障がいの子どもは、
相手に合わせて自分の行動を調整することが苦手で、、
対人関係上の問題が起きてしまうこともあるため、
しつけの問題と混同され、
保護者が責められるようなことがあると聞きます。
また、
保護者の方も、
ご自身の「育て方」が悪かったのではないかと悩まれることもあるようです。
しかし、
LD(学習障害)に限らず、
しつけと発達障がいの関連は認められていません。
どうか、保護者の方は、
無意味にご自身を責められることのないようにしてください。