発達障がいについての基礎的な知識として、
ADHDの原因は、脳内に起きている不都合だと理解しています。
ADHDの症状から見て、
脳の中心部位である大脳基底頗、そして、前頭葉、小脳の一部に不都合があるのではないかと疑われているようです。
他に、中枢神経系に存在する神経伝達物質であるドーパミンに関与する神経系の機能不全も指摘されています。
ADHDの特性は遺伝すると考えられていますが、男性で発症しやく女性では発症しにくいという男女差があります(男女の比は4対1です)。
また、種々の脳の病気による脳の機能障害が発生することにより、引き起こされる場合があるとのことです。
いずれにしても、ADHDの原因は、脳の機能障害であり、
育て方やしつけの問題というのは、明らかな誤解です。