ADHDの原因

発達障がいについての基礎的な知識として、
ADHDの原因は、脳内に起きている不都合だと理解しています。

ADHDの症状から見て、
脳の中心部位である大脳基底頗、そして、前頭葉、小脳の一部に不都合があるのではないかと疑われているようです。

他に、中枢神経系に存在する神経伝達物質であるドーパミンに関与する神経系の機能不全も指摘されています。

ADHDの特性は遺伝すると考えられていますが、男性で発症しやく女性では発症しにくいという男女差があります(男女の比は4対1です)。

また、種々の脳の病気による脳の機能障害が発生することにより、引き起こされる場合があるとのことです。

いずれにしても、ADHDの原因は、脳の機能障害であり、
育て方やしつけの問題というのは、明らかな誤解です。

発達障がい

発達障がいに関する報道が、
最近増えてきたように思います。

気のせいか…?

気にすると目につくということはありがちなので、
気のせいかもしれません。

まあ、だとしても、発達障がいに対する関心は高まり始めたように思います。

決めつけですが(笑)

発達障がい

という言葉に、
多くの人が既知の言葉として反応します。

かくいう私もそうでした。

どこかで耳にしたことはある言葉。

発達

障がい

という
知ってる言葉の組み合わせ。

とりあえず、
分かっているような気になってしまう言葉。

発達障がいの抱える問題が、
この既知感というか、
すでに自分が理解している問題として
発達障がいが認識されてしまうことによるものではないかと考えています。

それは、
発達障がいの原因として、
親が自分を責めたり、
育て方の問題だと言われたりすることに表れています。

誤った認識は、
謝った対応を生んでしまいます。

発達障がいに対する
正しい理解が、
正しい解決への第一歩だと考えます。

その意味で、
発達障がいに関する情報の発信も
心掛けていきたいと思います。