起業”するため”に、最も必要なことは何かと尋ねられれば、
「起業する意思」としか申し上げようがありません。
事業計画や資金、
税務の知識、
販売する商品やサービス、
オフィス、
法人設立の手続き、
のほか、
家族など周囲の理解、
退職のための手続き
など、いろいろ気になるものはありますが、
それはすべて「起業する意思」があって初めて意味を持ちます。
いくらお金を持っていても、
起業する期のない人はいくらでもいます。
売れる商品やサービスを調達できるからと言って、
全ての人が起業するわけではありません。
起業=法人の設立が必要
というわけでもありません。
家族の理解は必要かもしれませんが、
もし、あなたに強い「起業する意思」があれば、
説得を試みるでしょう。
「起業したいんだけど...」
と話す人に何人も会ったことがあります。
そして、起業のために何が障害になっているのかを聞かされます。
しかし、
本当に、
起業を望んでいますか?
起業を迫られていますか?
起業に魅力を感じていますか?
「起業する意思」が薄弱だから起業できないのではありませんか?
起業が誰にとっても最善とは思いません。
私自身も、起業は望みませんでした。
しかし、「起業したい」なら、本気でそのために行動すべきです。
私の知る限り、起業に大した障害はありません。
難しいのは、起業したのち、事業を継続するのが難しいだけです。
しかし、事業の成否は、試してみなければわかりません。
だとすれば、起業したい人は、強固な意志を持ち、トライするしかありません。
もちろん、事業のアイデア(起業ネタ)は大切です。