保護者の中には、
お子さんの発達障がいを認めたくないとおっしゃる方がいらっしゃいます。
気持ちはわからないでもないと言いたいところですが、
ご本人と同じように感じることはできないはずです。
障がいと向き合うのは辛いことでしょう。
しかしながら、
結果から申し上げると、
保護者がお子さんの発達障がいを受け入れた上で、
対処することが、
お子さんの状況を改善させるための最善の方法です。
他の方法があるのかもしれませんが、
私はその方法を知りません。
子どもに限らず、
人は誰でも強みと弱みがあります。
弱みを補い強みを伸ばすことで、
社会の中で役割を果たすことができるように成長します。
そのためには、
発達障がいのあるお子さんを認め、
その障がいを知り、
お子さんの成長を支援することです。
お子さんの発達障がいを認めたくない気持ちは、
保護者の方にとって拭いがたいものなのかもしれません。
しかし、
保護者のかたが、
お子さんの発達障がいを認めることが、
事態を好転させるための最も適した方法だと知ることも必要です。