発達障がいの子どもたちに関する仕事をしていると話すと、
時々、妙に“食いつき”のいい人がいます。
そして、
天才も発達障がいであったという話になります…
アインシュタインやエジソン、チャーチルのほか、
ビル・ゲイツやトム・クルーズ、スティーヴン・スピルバーグなど。
まあ、そのように噂されている人も、
カミングアウトした人もいますね。
私の知る範囲の子どもさんでも、
信じられないような才能を発揮するお子さんがいるのは確かです。
また、得意なことを活かして、他の人の何倍もの効率で仕事をする人もいます。
しかし、
発達障がい=天才
というわけではありません。
逆必ずしも真ならず
というのは、多くのことに当てはまりますし、
発達障がいの場合も例外ではありません。
そんな期待を押し付けてよいようなものではないと思います。
そんなことより、
もっと根本的なことが求められるべきであり、
それは、
発達障がいであっても、
発達障がいでなくても、
同じはずです。
発達障がいのある人の中に、「天才」がいるのは事実です。
発達障がいのある人の中に、特異な能力を発揮する人がいるのも事実です。
しかし、
それが、発達障がいの全てではありません。
それは、
誤解です。