放課後等デイサービスは認可されてはじめて開業できます。
放課後デイの利用者に受給証を発行するのは、
市区町村ですが、
放課後等デイサービスの認可は、
都道府県と政令指定都市が行います。
認可を得ると言っても、
開業の手続きは、
さほど難しくありません。
書類を作成するのが難しいのではなく、
事業を始め、
役割を果たすことが難しいのです。
飲食店の経営を始めるのと同じことです。
お客(利用者)に選ばれるサービスを提供しなければ、
存在意義があり売ません。
難しいのは、
書類を作ることではなく、
どのような放課後デイをつくるかということを具体的に考えることです。
むろん、
事業そのものは、
やりながら考えていくしかない部分はあります。
しかしながら、
療育として、
どのようなメニューが提供できるか、
どのようにお子さんたちの改善をサポートするか、
という考えなしに、
書類だけ作ってみても、
認可を得ることはできても、
利用者には選ばれません。
認可事業なので、
参入者が少なく、
参入してしまえば、
利用者は自動的に集まるという考えは、
あまりに事業者に都合がよすぎる考えです。
認可はゴールではありません。