放課後等デイサービスは、
障がいのある子どもたちの放課後のケアを念頭に置いた施策です。
子どもたちの居場所をつくり、
療育を提供し、
保護者の社会参加を支援するのが制度の趣旨です。
放課後等の等の意味は、
放課後に限らず、
土曜日や日曜・祝日のほか、
長期休暇も対応することを旨とするためです。
障がいのある子どもたちのためのデイサービスですから、
利用には「受給者証」が必要とされます。
受給者証は、
お住いの市区町村で発行されます。
放課後等デイサービスでは、
障がいのある子どもたちの、
日常生活の適応力を高めるための療育を提供しています。
療育の内容は、
施設により様々です。
利用者(対象となるお子さん)と保護者で、
実際に施設を訪問し、
どのような施設で、
具体的にどのような療育をどのようなスタッフが行っているのか
を確かめた上で、
利用契約を結び、
利用することとなります。
療育の時間も、
それぞれの放課後等デイサービスの施設によりますので、
その点も、
施設の見学時に確認することになります。
放課後等デイサービスは、
多くの地域で不足しています。
これから、
質量ともに充実することが望まれます。