放課後デイでは、
多くの施設で、
子どもたちは
“遊んで”います。
遊んでいることについて、
保護者にも、
理解が十分でない場合があるようです。
かつては、
児童デイサービスでも、
レスパイトがメインでした。
私がお話ししたある行政の担当者は、
いまでも当然レスパイトがメインで十分との認識でした。
療育を理解しない人が行政の担当だと、
地域に暮らす方も気の毒です。
子供の成長する力を見くびられているようで、
悲しい思いをしました。
レスパイトも、
放課後デイの役割の一つです。
そう、
放課後デイで、
子どもが大いに楽しく過ごすことはよいことですし。
子どもたちが、
安心して楽しく過ごしている時間、
保護者の方が社会に参加できる状況をつくるというのは、
放課後デイの大切な役割です。
しかしながら、
放課後デイの運営者側は、
遊びの中に目標を定めていなければなりません。
子どもたちは成長する力を持っています。
放課後デイの
児童発達支援管理責任者、
指導員は、
子どもたちが遊びの中で、
どこまで伸びてきたか、
どこがうまくいかないか、
といった子どもたちの個々の状況を把握して、
対応することが可能な立場にいます。
それを存分に活かさなければなりません。