児童発達支援管理責任者は、
個別支援計画を作成します。
お子さんと会い、
保護者の方とお話しをして、
一人ずつのお子さんに適した個別支援計画を作ります。
指導員は、
個別支援計画に則り、
子どもさんに療育を提供します。
児童発達支援管理責任者と指導員には、
異なる役割期待があります。
そのため、
児童発達支援管理責任者は、
管理者を兼務することはできますが、
指導員を兼務することはできません。
児童発達支援管理責任者でない管理者は、
指導員を兼務することも可能です。
制度として、
非常にうまく設計されています。
放課後等デイサービスにおいて、
児童発達支援管理責任者の果たす役割は大きく、
経営者はこの人選を間違えると、
思うような放課後等デイをつくることができません。
児童発達支援管理責任者が、
個別支援計画をつくり、
それに従って指導員が具体的に支援を行うわけですから、
放課後等デイのコンテンツは、
児童発達支援管理責任者にかかっています。
児童発達支援管理責任者にとっても、
考えの異なる経営者のもとでは、
十分に力を発揮することができません。
ところが、
放課後等デイサービスを事業として考える場合に、
児童発達支援管理責任者の確保は必須の要件ですから、
経営者もどうしても妥協しがちです。
児童発達支援管理責任者の方は、
まあ、いろいろです(笑)
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いろいろの事情で、
職場を選ぶ人がいます。
児童発達支援管理責任者との相性が悪いために、
うまくいかない放課後デイをいくつも見てきました。
児童発達支援管理責任者の選定は、
放課後デイの経営者の大きな仕事です。
しっかりと方針を持って臨まなくてはなりません。