不登校のお子さんの多くが、
発達障がいがあると言われています。
データがあるわけではないので、
断言はできませんが、
発達障がいのお子さんが、
不登校に陥るケースが少なくないことは承知しています。
周囲の理解がなく、
本人や保護者、教師にも発達障がいについての知識がなく、
何が原因で周囲で適合できずに苦しむ子どもが、
やがて不登校になってしまうのは致し方ないことかもしれません。
だからこそ、
発達障がいについて、
広く知られることは意義があります。
本人にとって、
自分のうまくいかなさ加減が
何に由来するのかを知ることは、
大きな意味のあることです。
保護者にとっても教師にとっても、
発達障がいについて知ることは、
子どもたちを知る上で、
欠かせないことです。
もちろん、
子どもにとって、
学校だけが居場所ではありません。
しかしながら、
学校は子どもたちが社会に出るための準備の機会として重要です。
他の子どもたちとの関わりの中で成長するのは、
社会性を身に付けるための最善の方法です。
だからこそ、
発達障がいが不登校に簡単に結びつくことにならないような配慮が必要です。